産後の視力低下は老眼のサイン?かすみ目・ぼやけ目5つの改善法
2016/08/30
子供ができてから、近くのものが見えにくくなったり、焦点が合いにくいということがありませんか?
出産後、一時的に視力が不安定するのは女性ホルモンのせいと思われがちですが、30代後半のママだと老眼の症状が出ている可能性も否定できません。
今は20代で若くても、子供が中学生になる頃には老眼がはじまる40代です。
若いから大丈夫!と思っていても、毎日のなにげない習慣を目が負担に感じていることもあります。
そこで健康な目のために心がけたいこと、これから気をつけたい目の病気についてまとめました。
かすみ目、ぼやけ目は産後疲れ? 老眼をチェックしよう
最初に、目の疲れ具合や見づらさを調べてみましょう。
あてはまる症状の数を数えてくださいネ。
・目が熱い感じがする
・目が乾いているように感じる
・目の周りや奥が痛い
・光が眩しく感じる
・新聞や本などの小さい字が読みにくい
・スマホの文字は拡大して見たい
・スーパーで、商品のラベルが読みにくい
・アイラインや眉が、今までのように上手に描けない
はい! 診断はどうでしたか?
0~2コ おめでとうございます!まだ若く健康です
3~5コ 疲れ目を早めにケアしてあげましょう
5個以上 残念ですが、老眼のサインが見え隠れしています
思っていたより結果が良くなかったママは、子育ての疲れが目にきているかもしれませんね。お茶でも入れてリラックスしながら、ゆっくり読み進めてくださいネ。
その疲れ目・視力低下は老眼? 30代後半から要注意!
「私はまだ30代だし、老眼になるおばあちゃんの年齢じゃないわ。」と思っていませんか?
実は老眼の症状は、肌のおとろえ同じように30代後半から始まっているのです。
20代や30代前半なら目を使いすぎても回復が早いので、目の疲れを感じでもすぐに治ります。
それが30代後半になってくると、目が疲れた、目が痛いといった症状がだんだん強くなってきます。
目のピント調節は自律神経がつかさどっているので、老眼対策をしないでいると頭痛や肩こりだるさなど引き起こしてしまいます。
近視の人は老眼になりにくい?
老眼は年齢が高くなるのにつれて進行するので、目の組織は良い人も悪い人も同じように老化していきます。
近視だと「近いものが見やすく、遠くだと見えづらい」のですが、もともと近くのものが見えやすいので、老眼が進んでも気づきにくいのです。
遠視の人は遠くのものが見やすく、近くのものが見づらいので、老眼が始まるとさらに近くが見づらくなってしまうのです。
しばらく目医者さんで視力検査をしていない人は、パソコンかスマホで検査してみましょう。
パソコンやスマホ・タブレットの画面で、カンタンに視力検査、レッド・グリーンテスト、乱視検査ができます。
>>>視力検査してみる
老眼を遅らせる方法はあるの?
老眼は加齢とともに進行する症状なので、老眼を遅らせる方法はありません。
1番の老眼対策は、目を疲れさせないこと。
スマホやタブレットの光は刺激が強く、ドライアイをひき起こしやすいのです。
液晶から発せられる「ブルーライト」が目の奥に届きやすく、目の疲れを引き起こす原因にもなっています。
目の疲れを予防するパソコン用のメガネや、薄い色のついたメガネを使ったり、スマートフォン用のブルーライトカットシート画面に貼って対策をとりましょう。
赤ちゃんや小さな子供もブルーライトの影響を受けやすいので、できるだけ液晶画面から遠ざけて小さなオメメを守ってあげてくださいね。
幼いときにスマホ画面を見せすぎると、成長してから視力が悪くなりやすいので気をつけましょう。
疲れ目・かすみ目のリラックス法
目が乾燥してくると眼球の表面を覆う涙の膜が薄くなって、目が疲れやすくなったりものが見づらくなってきます。
目の負担を和らげるには、目にうるおいを与えてあげることが大切ですよ。
お肌を化粧水でたっぷり水分補給するのと同じです。
パソコンやスマホを見ているときは、まばたきの回数が半分以下に減ると言われているので、気がついたら瞬きするといいですよ。
はい。今、パチパチ瞬きしてみましょう。
少しラクになりましたか?
涙と同じ成分の点眼液や、自分の涙の分泌を促す目薬を使ってみるのも良いでしょう。
私がお医者さんで処方してもらってるのは、「参天製薬 ソフトサンティア」です。
他の目医者さんでも処方されたことがあるので、防腐剤がはいっていない涙成分の目薬の中でも信頼性があってベストなのでしょうね。
ホットタオルで、目をリラックス
目に疲れを感じたら温めたホットタオルを目に当てて、血行促進。
目のまわりの筋肉を温めてあげると緊張がほぐれて血行が良くなるので、新鮮な酸素や栄養が目に届きやすくなります。
ケーキを買った時に入っている保冷剤を冷蔵庫で冷やしたものを目に当てても、ホットタオルと同じような効果がありますよ。
冷たくした保冷剤のほうが、手軽で夏場は気持ちいいです。
失明したくないなら緑内障の検査を
緑内障は視野の1部が欠けたり、見える範囲が狭くなる病気で、原因が分かっていない病気です。
40歳以上でかかりやすいと言われてきましたが、最近は若年性緑内障になってしまう20代の人が増えています。
40歳以上では20人に1人が緑内障になると言われていて、日本人の失明原因の1位になっています。
緑内障は片方の目が見えにくくなっても、反対側の正常な値が補ってくれるので、見える範囲が狭くなっているなど症状を自覚したときには手遅れになる場合が多いのです。
パソコンやスマホ・タブレットの画面で、カンタンに緑内障検査ができます。
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