離乳食初期(5・6ヶ月)手抜き献立のコツ!中期・後期も簡単に。

      2017/01/31

生後5ヶ月、6ヶ月になると赤ちゃんの離乳食が始まりますよね。

離乳食でたくさんのママたちが「大変だな」と感じています。

1日3回、それぞれの献立を考えたり、食事の用意を手間を減らせる方法をご紹介します。

 

「離乳食、めんどくさ!」ママが思うランキング

子育て 育児

あるアンケートで「離乳食がめんどくさい」「離乳食が大変」と思う理由は次の通りでした。

(1)大人と違う食事を作る
(2)献立や栄養バランスを考える
(3)離乳食を食べてくれない
(4)遊び食べで汚くなる
(5)食べ物の好き嫌いがある
(6)多めに作るので残る
(7)食事に時間がかかる
(8)食事中じっとしない

ほとんどのママが「離乳食作りや献立を考えるのが大変」「食事を食べさせるのに時間と手間がかかる」と感じていますよね。

「面倒」と思っているのはあなただけではないんです。

時間と手間をかけて一生懸命作った離乳食も、しっかり食べてくれないと、自分がした労力が報われずにがっかりしますよね。

離乳食前期は、母乳やミルクも飲ませながらなので、栄養面の心配はありません。

離乳食中期になると、子供に好き嫌いが出始めたり、その日の体調や気分によって食べたり食べなかったりでムラがでてき始めます。

赤ちゃんにとって、食事も遊びの1つなので、食べ汚しがひどくて、その後の片付け掃除も大変。

でもこんなひとつひとつが、赤ちゃんにとって大切な経験で、成長の過程なのです。

真面目に育児をするのは大切ですが、上手に手を抜いて子育てすると、イライラも少なくなりますよ。

 

最初はベビーフードを活用

子育て 育児
自分は食べたことがあるのに、食べた記憶がないのが離乳食ですよね。

どれぐらいの硬さに仕上げるのか、味の濃さがどれぐらいなのか、見本があればいいと思いませんか?

まさにそれが、ベビーフードなのです。

離乳食が始まる生後5ヶ月なら、栄養の大半は母乳やミルクから取れるので、最初から意気込なくても大丈夫。

最初は10倍がゆ小さじ1から始めますが、面倒ならベビーフードを使いましょう。

バリエーションのあるベビーフードなら、赤ちゃんがよく食べてくれる味付けなども分かってくるので、自分で離乳食を作る参考にもなります。

ベビーフードは月齢ごとに栄養バランスを考えて作られているので、ベビーフード中心の献立でも大丈夫なのです。

「赤ちゃんの食事は、全部自分で作りたい」と最初は意気込んでも、1年ほど続く離乳食を完璧にするのはとても大変です。

でもベビーフードだけでなく、果物やヨーグルトなど手軽なもの加えれば、栄養価も高まるし、赤ちゃんの頃から好き嫌いをなくす習慣ができます。

 

朝の離乳食は、手軽でも味に変化を

子育て 英語

離乳食に便利なのが、栄養価の高いバナナですよね。

朝は離乳食を作っている時間がないので、いつもバナナを続けていると、味に飽きて食べなくなってしまいます。

同じ物が続く食事は、好き嫌いを作る原因になるので、ヨーグルトをプラスしてバリエーションを増やしましょう。

ヨーグルトは水分を含んでいるので、きなこやコーンフレーク等、パサパサしているものでも食べさせやすくなります。

1日1食、1日2食の場合は、朝は母乳やミルク、離乳食は昼食と夕食にしましょう。

朝は時間がなくて、ゆっくり離乳食を食べさせられない、気持ちに余裕がないとき与える食事は「美味しく食事を食べる」習慣が身につかないのです。

1日3食になると、離乳食がメインの栄養になるので、赤ちゃんが食べやすい、ママが手軽に用意できるスープやパン、朝専用のフリージング食材を用意しておくこと便利です。
<h2>フリージングは「離乳食」最大の味方

素材を冷凍する

eat-321671_960_720

にんじんやブロッコリー等の野菜は、離乳食の時期に合わせた大きさに切って、茹でた後冷凍保存しておきましょう。

ある程度メニューが決まっているなら、メニューごとに容器を分けて、何種類かの野菜を一緒にまとめて保存すると便利です。

冷凍食品の野菜は、四季に関係なく欲しい食材が手に入るのと、価格が同じなので季節外れの野菜でも離乳食に取り上げられます。

スーパーの冷凍食品コーナーには、冷凍うどん、冷凍野菜(かぼちゃ、ほうれん草、ニンジン、ミックス野菜など)、冷凍の肉や魚と種類も豊富。

でも、一度解凍したものを再冷凍するのはバツなので、その場で食べきってしまいましょう。

調理したメニューをフリージング

子育て 育児

週末や夜に、1週間分の離乳食を作って、まとめてフリージングしておきましょう。

フリージングの保存期間は、1週間から2週間が目安です。

作ったものを少しずつ小分け冷凍するのがポイントで、1日3食のメニューが続かないように上手に使い回します。

時間がないときはどうしても離乳食の品数が減ってしまいがち。

1日3食の場合は、どれかをベビーフードで補って、残りの2食をフリージング離乳食にすると、かなり手間がはぶけます。

大切なのは赤ちゃんの栄養バランス。

3度の食事には1日1回でもいいので、ご飯やパンなどの炭水化物、魚や肉などのタンパク質、野菜や果物のビタミンやミネラルが摂れる献立が理想です。

1日1食、1日2食の頃までは、食べられる食材が限られているので、レパートリーが少なくてマンネリ化していても気にしないようにしましょう。

この頃は食事をする習慣を身につけさせることも大事なので、昼なら昼、夜なら夜と離乳食の時間を決めて、食事のリズムを崩さないようにしましょう。

 

遊び食べでも汚させない方法はあるの?

子育て 英語

生後9ヶ月から11カ月ごろになると、手づかみ食べをしたがるようになります。

これは赤ちゃんが「自分で何かをしたい」と言う感情が生まれること、そして手先の器用さや脳の発達に必要な行動です。

でも、遊び食べがひどくてテーブルや床に食べ物が散らばるのを、毎食掃除するのは大変ですよね。

遊び食べがひどい時は、例えばパンなどのかたまりで散らかりにくいものを手に持たせて、残りはママが食べさせてあげましょう。

わざとお皿をひっくりかえしたり、スプーンを投げたり遊びがエスカレートする場合は、食事以外の赤ちゃんとの関わり方をいちど見直してみる機会です。

普段のお遊びでものを投げたり叩いたりといった行動が多い場合は、スキンシップが足りず愛情不足になっている可能性も…。

落ち着いてご飯が食べられない赤ちゃんでも、次第に上手に食べられるようになるので、イライラせず、その時を待ちましょう。

イライラ予防のために、床に新聞紙をひいて汚されない工夫や、白ご飯をうどんに変えるなど、散らかりにくい献立を考える一工夫を。
<h2>離乳食後期は、大人用に手を加えて

ディズニー、赤ちゃん

お勤めや育児で疲れた日は、離乳食どころか自分たちの食事を作る気になりませんよね。

スーパーやコンビニのお弁当やデパ地下のお惣菜も、生後9ヶ月以降ならとりわけで食べさせても大丈夫です。

といっても市販のお弁当は、合成保存料や合成着色料などの化学合成物が含まれているものもあるので、毎食赤ちゃんに与えるのは×。

大人用の料理をうまく離乳食に変身させやすいのは、味噌汁、カレー、シチューなどの煮込み料理です。

材料をお湯で煮込んで、味付け前に食材を取り分け、離乳食の時期に合わせたサイズに切るだけです。

食材の味だけでも赤ちゃんにとっては十分な濃さがありますが、味にバリエーションを加えたいときは、ケチャップやお味噌などで味を整えてあげましょう。

9ヶ月以降なら、大人用の味付けをした献立にお湯を足した薄めのものを与えても大丈夫です。

 

離乳食で食べ物の好き嫌いが決まる?

 

離乳食は献立を考えるのも作るのも面倒ですが、パパやママと同じメニューを食べられる日がやってきます。

赤ちゃんの頃に何を食べさせたかで、子供の好き嫌いもある程度決まってくるそうです。

パパやママに嫌いな食べ物があると、子供も好き嫌いが激しかったり、親と同じ食べ物が嫌いになる場合が多いのです。

これは遺伝や生まれつきの味覚ではなく、親の食習慣が子供の好き嫌い、偏った食べ物による体質として影響してしまうのです。

体の成長は食べ物が大きく影響するので、野菜を食べない習慣、メニューのない食卓…日々の暮らしが赤ちゃんの成長に関係してきます。

食べ物は体だけでなく、脳の発達にも関係するので、子供の将来を考えて栄養バランスのとれた離乳食を与えてあげましょう。

こままご
この記事はお役に立てましたでしょうか?
過ごしやすくなってきましたね!子育て、頑張ってね!

運営者情報

 - 0才児, 子育て・育児, 1才児・2才児