赤ちゃんの夜中・夜間の授乳、ママの授乳手抜き術とトラブル解消法

      2016/10/06

出産前に行く事についていろいろ調べたけれど、実際赤ちゃんができると「こんなはずじゃなかった」と思うことが多いですよね。

子育ては、育児書やお手本どおりにいかないことばかりです。

赤ちゃんは一人一人個性があって、みんな同じ様に成長するわけではありません。

「こうしなきゃ」と思わずに、「こんなこともあるよね」と割り切って、赤ちゃんに合わせてあげましょう。

 

「これでいいの?」のナンバーワンは授乳

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何人も子供を育てているベテランママでも「大変だな…」と思うのが、授乳。

授乳の大変さを調べたアンケートでは、次のランキングになっています。

1.夜中の授乳
2.授乳を頻繁にしないといけない
3.乳房が張る、乳腺炎など母体のトラブル
4.上手に飲ませられない
5.卒乳のタイミングがわからない

毎日夜中に授乳するのは、3割以上のママが大変だと感じています。

出産で体が回復していないのに、慣れない赤ちゃんのお世話で疲れているところ、熟睡できないし、寝不足になるのは本当に辛いです。

生後2~3ヶ月の赤ちゃんには授乳回数が多くて、家事まで手が回らないのが普通です。

子育ては、毎日お休みなく何年も続くものです。

だから適当に手抜きをして、子育てが負担にならないように工夫していきましょう。

上手に授乳を手抜きするのに、こんな方法がありますよ。

 

授乳初期・中期の手抜き育児

子育て 英語

完全母乳にこだわらない

低月齢の頃は1時間おきの授乳で大変。

完全母乳で授乳が頻繁だと、ママ自身もママのお乳も大変です。

「ちょっと無理をしている」と感じたら完全母乳にこだわらず、混合にしてみましょう。

授乳をパパに代わってもらえれば、休日には夜中に休息が取れるので、精神的にも楽になりますよ。

パパが育児に協力的なのであれば、冷凍母乳を上手に活用してみましょう。

冷凍にしておいた母乳を湯せんで解凍して、哺乳瓶に入れて飲ませてもらうだけです。

電子レンジだと母乳の品質が変わるので、面倒でも必ず湯せんにかけてください。

夜中の授乳は、添い寝しながら授乳

夜中の授乳で起きるのが大変な時は、ママも赤ちゃんも横になったで授乳をする「添い乳」がオススメです。

添い乳は、基本的に0ヶ月からできます。

でもうっかり寝てしまうと、赤ちゃんの口や鼻をふさいで窒息させる危険があるので、うとうとしているときの添い乳は避けましょう。

赤ちゃんは一人でベビーベッドに寝ていると夜中に泣くことが多いので、安全な体勢で添い寝してあげると、安心して眠れることが多いです。

夜泣きが激しいなら「夜間断乳」に挑戦してみてはどうでしょう?

【関連記事】
夜間断乳で乳児の夜泣き解消。始める時期と月齢別授乳スケジュールまとめ

毎回、ゲップを出さなくてもOK

ゲップは上手に出せる子と出せない子がいて、毎回無理に出さなくても大丈夫です。

ゲップをさせる目的は、ミルクが逆流してこないようにするためなので、うまくゲップができないときは、抱っこの状態で少し様子をみましょう。

お座りができるようになると、自然にゲップが出るようになるので、いつもトントンしなくてもいいのです。

授乳のあとはお座りの姿勢で少し遊ばせて、様子を見てあげましょう。

【関連記事】
赤ちゃんのゲップ。出し方のコツ・吐くときの対処法・嘔吐は病気?

母乳を絞るのが面倒

授乳後にすっきりしないときは、赤ちゃんが飲み残した母乳を手で絞って、乳腺炎の予防を。

でも面倒なときは、赤ちゃんを乳首に深くくわえさせたり、抱き方を変えていろんな角度から赤ちゃんに吸ってもらいましょう。

基本的に母乳は赤ちゃんにいくら与えても大丈夫なので、赤ちゃんが満足するまで飲ませてあげるのがコツです。

哺乳瓶の手抜き消毒

哺乳瓶の消毒が面倒な時は、ミルクのカスが残らないようにしっかり洗った後、たっぷりの熱湯をかけて消毒するだけでも大丈夫です。

生後6ヶ月を過ぎれば、専用ケースで保管しなくても構いません。

 

授乳後期・卒乳前の手抜き育児

母乳の出が悪くなってきた

お乳の出が悪いのが精神的な負担にならないように、そして赤ちゃんの発育に影響が出ないように考えてあげるのが大切です。

10ヵ月以降で、1日3回の離乳食をしっかり食べていれば、離乳食をメインに切り替えて、卒乳してみましょう。

母乳の出が悪い時は離乳食の間に、ミルクを出しても大丈夫です。

1才以降で、1日3回の離乳食とおやつがしっかり取れているなら、卒乳のタイミングです。

消化器官がととのう1才からは牛乳も飲めるようになり、1日200~250mlを目安に生せてあげましょう。

母乳の量にこだわらず、離乳食や母乳、粉ミルクや牛乳のバランスを考えて、食事をあげて下さいね。

卒乳の時期なのに回数が減らない

次の食事ができていれば、卒乳を見計らうタイミングです。

・1日3回の離乳食が定着している
・母乳やミルク以外から、水分が取れる
・言葉の理解が進んでいる
・一人歩き、伝え歩き、たっちができる

卒乳する場合は、1ヵ月前から徐々に授乳を減らしていき、赤ちゃんがおっぱいを欲しがってもあげないことです。

また1才以降のおっぱいは、栄養よりもママに甘えて精神的に安らぎたい気持ちが大きいので、子供との関係を大切にしながら卒乳のタイミングを見計らっていましょう。

1才を過ぎた子供はいろんなことに興味を持ち始めるので、意外に早くママのおっぱいを忘れてくれるものですよ。

こままご
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