幼児・子供の英語教育。続かない!お金と時間のムダ!
2018/10/02
「日本語も話せない幼児や子供に英語なんて、はっきり言って時間とお金のムダ。」
「日本人なのに、どうして日本語より英語を優先させるの?」
英語の子育てをしていると、一度や二度は、子供の英語教育に否定的な人に出会うこともあるでしょう。
その時、自分たちの子育てを迷ったり、モチベーションを下げないために、英語の子育てにどう向き合うべきかを考えてみましょう。
挫折を後悔しないために、今、考えることは?
「子供に英語を話せるようになって欲しい。」
そう思って、子育てに英語の時間をつくろうと思って実行に移しても、仕事や家事で忙しくて、十分なことができないと思い悩むパパママも多いです。
「途中で挫折してしまったら…。」
毎日の子育てに追われる毎日。
英語を生活に取り入れるのは、ものすごいエネルギーや時間、そして手間がいる…。
子供の英語教育が続かないのは、子供がやめたいのではなく、親が負担に感じてやめるケースも少なくないのです。
「幼児や子供の英語を辞めたい。」
子供が楽しそうにしていれば、大変に思っていても「子供のために続けよう。」「面倒だけど、もう少し頑張ってみよう!」とポジティブに行動できます。
でも、子供が興味を示さなかったり、思うような反応がないと、モチベーションが下がってしまうことはよくあることです。
英語を取り入れた子育ては、パパママの頑張りや取り組みも大切になってきます。
そんなとき子供の英語教育の目標がしっかりしていると、英語の子育てを続けるかどうか、判断がしやすくなりますよ。
子供の英語教育は、時間とお金のムダ?
「せっかくやったのに、辞めてしまった。」
「結局、時間と労力だけかかった…。」
続けなければ結果はでませんよね。
でも、続けられない、続けたくないのも、きちんとした理由があるはずです。
子育て英語を辞めたくなる原因を、いくつかまとめました。
多かれ少なかれ、どんな親も英語の子育てに悩みをもっています。
続けるかどうか迷った時の参考にしてくださいね。
あれこれと手を出しすぎた
・DVDやCDの教材のボリュームが多い高額英語教材
何から手を付けたらいいのか分からなくて、手当たり次第、DVDやCDをかけ続けた。
<アドバイス>
大量の教材を目の前にして、あまりのボリュームの多さにやる気をなくして、挫折するパターンです。
短い期間に全部聞こうとせず、興味がありそうな内容をじっくり取り組んでみてはいかがですか?
同じ音を繰り返し聞くほうが、英語耳を育てる効果がありますよ。
子供に集中力を付けるという意味でも、ある程度、絞り込んで教材を使っていくのをおすすめします。
毎日24時間、英語漬け生活
子供のいる部屋は日本語テレビを禁止。BGMは英語オンリーの子育てに挑戦した。
<アドバイス>
「過ぎたるは及ばざるが如し」です。
欲張りしすぎると、親のほうがギブアップしてしまいますよ。
欲張りしすぎず、できることを少しずつ無理なく積み上げていきましょう。
極端な家庭環境は日本の社会に溶け込みにくくなるので、子供のためにもならないのです。
親が頑張りすぎた
英語のセンテンスを覚えるのを日課にしたので、英語のブラッシュアップが負担になった。
<アドバイス>
真面目な人ほど陥りやすい原因のひとつが、頑張りすぎです。
英語を上達させたい努力は素晴らしいので、子供と一緒に英語楽しもうという気持ちをプラスしてみましょう。
バイリンガル教育に疑問を持ちはじめた
子供がおかしな日本語を話す、日本語で友達と一緒に遊べないなど、子供の成長に疑問を感じた。
<アドバイス>
バイリンガルと言うのは、単に2つの言葉が話せるだけではありません。
日本語と英語、その言葉とその環境やバックグラウンドを理解して、言葉を使い分けていくこと、それがバイリンガルの意味です。
何かに疑問に感じる時は、どんな英語教育をしたいのか、目標は何なのかをもう一度考え直すよいチャンスです。
英語に親しむ環境だけではく、日本の社会のルールやしきたりなど、日本人として大切なことにふれる機会をつくっていきましょう。
英語に触れさせる時間が、極端に短い
共働きで子供と一緒にいる時間が短いので、英語にふれさせる時間をとるのが難しい。
<アドバイス>
週末など子供と一緒の時間をゆっくり過ごせる日に、負担のない程度に英語の時間をつくれませんか?
少しの時間でも英語に触れることで、英語に興味をもったり、英語を聞くことで英語の耳が発達します。
英語と一緒に過ごした時間は、子供の脳の発達を促して、効果が完全に消えてしまうことはありません。
短くても、英語を通じて子供と一緒に充実した時間を過ごせるなら、十分に意味のあることですよ。
まとめ
日本の社会で育てる限り、日本の社会のルールと切り離して子育てをすることはできません。
思いやり、人とのふれあい、社会の仕組み、身を守ること…。
人として大切なことは、日本語で育てられても、英語で育てられても変わらないですよね。
そして、人としてのあり方を大切に教えられた子供なら、世界で活躍する資質を兼ね備えた大人に成長していくはずです。
長い目で見れば、子供の英語教育は子供の為になっても、お金と時間のムダには決してなりませんよ。