英語CDの聞き流し。効果的に子供の英語耳・英会話力を育てるコツ
2018/10/04
英語の聞き流し・かけ流しは、幼児や子供の英語耳を育てるのに簡単な方法です。
英語耳を育てるプロセスは、右脳を発達させるのと深い関係があります。
右脳が発達すると記憶力が良くなったり、創造性のある考えができるようになるなど、子供の学習効果にも素晴らしい効果があります。
英語CDの聞き流しで、効果的に子供の英語耳や英会話力を育てるコツをご紹介します。
子供がわかりやすいもの反復して聞かせる
子供がわかりやすい内容のCDがおすすめです。
最初は3歳ぐらいまでが楽しめる内容にします。
日本語と同じような音の環境を英語に置き換えて作るために、英語のCDを流します。
「英語の音が耳に入れば良い」のですが、まず子供に興味をもたせることが大前提です。
0歳~2歳は子供の好みがはっきりしませんが、3歳にもなると、自我が芽生えて好き嫌いがでてきます。
その頃から英語の聞き流しを始める場合は、子供がわかりやすい内容のCDのほうが、同じCDを長く効果的に使えます。
音楽よりも文章(センテンス)になっているCDを選ぶ
子供の英語というと、興味をもたせるのに「歌」がイメージされがちですね。
でも言葉として英語を理解させるには、きちんとした文章を通して「発音」「イントネーション」に触れなければなりません。
日本語に置き換えてみるといいですが、歌だけでは日本語を話せるように張らないですよね。
英語というと日本語とは違う特別のものと思いがちですが、英語を日本語と置き換えてみましょう。
読書や朗読で国語力が付くのと同じように、英語も文章(センテンス)に繰り返し触れていけば英語力がついてきます。
文章の朗読CDと一緒に、英会話のCDがあると効果的です。
小さな音で聞き流すと右脳も発達する
音が聞こえる環境作るだけでも十分なので、BGMぐらいの小さな音で聞き流すのがポイントです。
小さな音でのかけ流しが、潜在能力を開花させて子供の右脳を育てるきっかけになります。右脳は、無意識のうちに物事を理解する能力といわれています。
小さな音で聞く英語は、意識せずに理解されていくのです。
子供に英語を教えたいと思う教育熱心なパパ・ママなら、右脳開発が子供の成長をよりよくするにはご存知だと思います。
繰り返し聞くテレビCMや歌を、覚えるつもりがないのに覚えてしまった…と言う経験はありませんか?
これは潜在意識が働いて、右脳が記憶の処理をしたためです。
右脳は、自分の無意識の間に言葉や映像を記憶する素晴らしい能力があります。
「記憶に残らないほどの大きさで、繰り返し英語を聞く」
まさにこれが、子供の英語力をそだてて、右脳も一緒に開発する方法なのです。
同じCDを繰り返しかけ流す
テレビやDVDは、楽しい画像で子供は釘付けになります。
でも、テレビやDVDを見たいとせがむ時以外は、CDで英語を聞かせるようにしてください。
お話しや絵本など文章になっているものなら、頭で自分だけの世界をつくることができます。
子供の創造性を養うにも、英語CDはとても役立ちます。
DVDは映像で見せるものが多いので効果音が多いのです。
同じ時間でも、CDよりDVDのほうが英語にふれられる時間が少なくなります。
どれぐらい続けるの?
子供は耳から英語を吸収します。
英語の音が聞こえる環境を、少なくとも3年間を続けてください。
日本語を話せるようになるのも3歳ごろからですよね。
英語も同じように3年間、じっくり耳にする時間を作ってあげましょう。
聞き流し教材、何を選べばいいの? おすすめは?
聞き流しを始める年齢にもよりますが、どの年齢にも合うのが絵本です。
手始めに、絵本とCDがセットになったものを購入しましょう。
まだ小さくて本に興味がない年齢なら、Youtubeの絵本の朗読動画を流してみてはいかがでしょう。
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教材がセットになったディズニーなども、楽しく英語に触れられるコンテンツがたくさんです。
英語を子育てに取り入れられるかどうか、数ヶ月聞き流しをやってみて、無理なく続けられそうなら購入してみてはどうでしょう。
英語の聞き流しが十分できたら、話す機会を作ってあげるのが大事
言葉が話せるようになってきたら、英語を話す機会を作ってあげる事が大事です。
「英語の聞き流しをしたけど、うまくいかなかった。」
その大きな原因のひとつが、子供が英語を話す機会がないことです。
お母さんが英語を勉強する、できなければオンライン英会話やスカイプ英会話で話せる機会を作ってあげましょう。
英語を聞き流す時間が十分でも、話す機会がないと英語をマスターするのは難しいです。
逆に、話す機会が十分あると、聞き流す時間が多くなくても話せるようになります。