子供バイリンガル英語脳の回路とは?大人になって体験した回路づくり

      2016/08/02

英語脳を作るために役立ったおすすめの本

英語の子育てと育児英会話。

私は、神戸で生まれ育ったので、学校で英語の『勉強』はしましたが、ネイティブの英語に触れる機会はほとんどありませんでした。留学もしたこともないので、完全国産で英語の力をそだててきました。

ある程度話せるようになってからは、ネイティブの友達ができて話す機会も増えましたが基本には国産です。

そんな私が英語の力をつけるのに苦労したのが、日本語を英語に翻訳する、英語を日本語に翻訳するのではなく、「英語を英語としてそのまま理解する」こととでした。

聞いた英語をそのまま頭の中で理解してイメージつくる。
頭の中のイメージをそのまま英語で表現する。

それに一番役立ったのは、簡単な英文がたくさん書かれているものでした。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

朝から晩までCDを流して、気が向いたら、声に出して繰り返しました。
半年年ぐらいは続けたと思います。

このおかげで、日常で使う英語を口から出せるようになってきました。
英語が話せるようになると、日本語と違う英語の回路ができあがっていく妙な感覚を体験できました。

外国で育つ日本人がバイリンガルに育って、複数の言葉の回路を持つのと同じです。

そうなると、言葉が言葉でなくなる、つまり英語の一語一語が意味を持つのではなくて、文全体をひとつの塊として身体に吸収されていきます。
でもその塊はいつも同じ形ではなくて、臨機応変に形を変えて、会話や音読に使えるようになっていきます。

ただし一回聞けば、すぐ身につくものではありません。
英語の勉強は、子供でも大人でもそれなりに時間がかかるので、お手軽さを求めるなら費用をかけて留学するほうがいいでしょう。

このように自分が英語脳をつくる体験をしておくと、子育ての英語にもその方法を活かせるようになってきます。
子供のほうが言葉を蹴球する能力が高いので、ちょっとの手助けで英語の力を伸ばしていきますよ。

 

子育ての英語「語りかけ」で、大人の英語脳をつくる

英語の子育てを成功させるのに欠かせないのが「英語の語りかけ」。
毎日の英語の語りかけ習慣が、英語脳をつくのに効果があるのです。

最初は「英語が分からない」「英語が聞き取れない」のに悩むと思いますが、聞き取れないのには理由があります。

日本人が苦手な英語のリスニング。
リスニングが伸び悩んでいる人ほど、英語の発音の勉強をするのをおすすめします。

だれても知っているような簡単な単語や英文。
文字で見ると知っているのに聞き取れないのは、日本語なまりの発音で単語や英文を理解していても、カタカナ発音とネイティブ発音が関連付けられないからです。

これが「単語も知っているし文章も読めるのに聞き取れない」現象です。

子育ての英語時間で、しっかりと聞く耳を作る、そして発音する。
しかも初歩から始められる。
英語を上達させる環境がこんなに揃う事は、普通の生活だとまずありません。

 

発音をパーフェクトにするのは難しい

子供の英語教育で欠かせないフォニックスは、正しい発音を覚えるのにとても良い方法です。

発音の勉強をすると、だんだん日本語訛りを卒業して、ネイティブらしい発音ができるようになります。
ですが、やはりネイティブの発音を身につけるのは、とても難しいです。

なので、私は発音はそこそこでいいと思います。
音を理解して聞けるのと、その音を言えるのとでは、ハードルの高さがずいぶん違います。
それよりも「発音を理解することでリスニング力が伸びる」メリットのほうが計り知れません。

子育てで英語の力を伸ばす、子供の英語教育を成功させる。
そのために「英語を話す」こと、「英語を話せる環境づくり」が大事です。

 

子育ての英語、子供の英会話。親が知っておきたい発音のおすすめ本

発音の本はわりと簡単で、読めて理解しやすいです。
発音をものにするには時間がかかりますが、リスニングに効果を発揮するにはそんなに時間はかかりません。

私が使った本でおすすめは、次の2冊です。

「オバケの英語」
ストーリー仕立てで英語の発音を勉強できる内容で、 初めて発音の勉強をする人も楽しく読めると思います。
新装版 オバケの英語 【CD付き】

「発音ができるとリスニングができる」
将来、子供の英語の発音にも役立つ1冊です。
真剣に子供の英語能力をのばしてあげないなら、是非読んでみてください!
英語耳[改訂・新CD版] 発音ができるとリスニングができる

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