赤ちゃんのしつけはいつから?9ヶ月・10ヶ月・11ヶ月のしつけ方
2018/10/03
言葉が通じない赤ちゃんに食事や普段のしつけをどうやっていけばいいのか、悩みますよね。
ミルクを飲んでくれていた頃はまだよかったけど、自我が出てきていうことを聞いてくれなくなったと悩むママの話も良く聞きます。
そこで幼児教育の専門家の先生から聞いた「赤ちゃんのしつけ」で大事なことをご紹介します。
自我が芽生えて、具体的なしつけが始ま9ヶ月・10ヶ月・11ヶ月の赤ちゃんへの考え方アドバイスも参考にしてくださいね。
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まずは、お手本をみせる
赤ちゃんの成長具合にはそれぞれ個性があって、パパやママの育て方や子育て方針も違ってきます。
育児書にある時期に歩けるようにならなかったとか、おもちゃでうまく遊べないなど、できないこと、ダメなことほど赤ちゃんが大きくなるにつれて気になりますよね。
赤ちゃんや子供は、はじめから正しいことができるわけではなくて、パパやママ、まわりの大人や子供がすることを見て育っていきます。
誰かがやったのを見たりパパやママから教えられて、はじめてやることが分かってくるのです。
今まで経験したことがないことは 大人でもすぐにできませんよね。
子供に「何々してごらん」「どうしてできないの?「と口で言うだけでは、何をすればいいのか子供には判断がつかないのです。
パパやママが実際にやってみて、どうやればいいのかお手本を見せてあげあげましょう。
例えば、子供が食事に集中しないとか、絵本の読み聞かせをしても興味を持たないなどは、パパやママが普段どうしているかを考えてみましょう。
片手にスマホを持ちながらミルクをあげていませんでしたか?
テレビをつけたまま食事をしていませんか?
読書をしたり新聞を読む姿を、子供に見せたことがありますか?
低月齢の頃は子ども本来の性格がでてきますが、子供との関わり方次第で良い方向へ導いてあげられますよ。
参考: 赤ちゃんの性格診断:タイプ別でわかる3才児までの躾と育て方 賢い赤ちゃんは運動神経がいい?ハイハイ・ずりばい・たっち期の脳 |
「ほめる」を繰りかえして、しつけができる子に
パパやママのよいお手本の真似ができるようになったら、抱きしめていっぱい褒めてあげましょう。
そうすると赤ちゃんや子供は、「もっと褒めてもらいたい」「もっとやってみよう」とチャレンジしようと思います。
そして何度か挑戦する家に、できなかったことがどんどんできるようになっていきます。
幼い子供のうち特に大事なのは、パパやマが実際にやってみてサポートしてあげることです。
しつけや普段の行動も、子供たちはパパやママのすることでもよく見ています。
赤ちゃんや子供は、最初のうち何がよくて何が悪いのかわかりませんよね。
パパやママのすることは、すべて正しい事と赤ちゃんは思っています。
だから、赤ちゃんにして欲しいと思うことはどんどん行動に移して、こんな風にするんだよと見せてあげてください。
子供は親の背中を見て育つといいますが、親がきちんと生活していれば、子供も事前に規則正しく良い子に育っていきます。
「赤ちゃんだからまだわからないだろう」と考えるのは大間違い。
早い時期から赤ちゃんはパパやママのすることを見たり聞いたりしています。
そして日々の生活の出来事を少しずつ記憶に留めて、それを真似ようとします。
例えば、規則正しい生活や感謝して食事をする、きちんと挨拶をする、お風呂で入る習慣など、当たり前のことを当たり前にすることが大切です。
参考: 0歳1歳の赤ちゃんにも伝わる効果的な褒め方と叱り方。素直な子に育てるために 賢い赤ちゃんは運動神経がいい?ハイハイ・ずりばい・たっち期の脳 |
しつけは理性と感情に訴える
赤ちゃんや子供を叱るは、子育て中でも難しいことですよね。
何を基準に子供を叱らないといけないのか、それは子供さんをどのように育てようと思っているかによって違ってくると思います。
でも危険なことや他人に迷惑がかかる時は、しっかりと「何がいけなかったのか」を伝えていきましょう。ただ叱るだけでは、子供は何がいけなかったのかわからないので「叱られる理由」を伝えていかないといけません。
例えばあなたが会社勤めを経験しているなら、上司から叱られたり注意を受けたことがあると思います。その時に感情的だったり、理不尽だったり、人の責任を自分に押し付けられたりすると腹が立ちますよね。
でも思うような仕事ができなかったときでも、こうすれば良くなるとか、できたことを褒めてもらえると、もっと頑張ってやってみようと思いますよね。
それと同じで、パパやママは赤ちゃんや子供に正しいお手本を見せること、正しいことができたら褒めてあげること、何がいけなかったのか具体的に教えてあげること、そうすることで子供たちは賢く育っていきます。
子供たちのお手本は、パパやママです。といっても、親としてのキャリアは始まったばかり。
だから子供の前で、こんな風になりたいと思ってもらえるように毎日努力していると思います。
それは「しつけはいつから始めればいいの?」ではなく、今、子供にしつけをしているのと同じことになのです。
日々の子育ての中でも、これからの子育てつまり将来にでも失敗することがあるかも知れませんがそれを経験に生かして、子供と一緒に成長していくことが、子育てで1番大事なことです。
9ヶ月~10ヶ月の赤ちゃんのしつけ
離乳食が進んで3回になり、自分で食べようとする意思がでてきます。
自己主張が出てくる、周りへの感心が強くなるなど、好き嫌いや遊び食べ、食べむらなどが出てくる頃です。
この時期のしつけは「食べものの大切さ」を食べることを通じて教えてあげること。
それが分かるようになると、物を大切にする気持ちも育ってきます。
赤ちゃんの気持ちや感情に寄り添って、赤ちゃんにわかりやすい言葉で「おいしいね」「楽しいね」「うれしいね」などの言葉がけをして共感する言葉がけがしつけになります。
叱られてもその訳が理解できないので、て欲しくないことや危ないことは、その理由を言葉で伝えていきます。
10ヶ月~11ヶ月の赤ちゃんのしつけ
自我が芽生え始めて大人のしぐさを真似たり、興味を寄せるようになります。
この時期はかんしゃくを起こしたり、自分の思うとおりに事が運ばないと泣き叫んで自己主張をするようになってきます。
そういった赤ちゃんの様子にイライラしたり、子育ての仕方に悩むパパやママが増えてきます。
でもこの時期にうまく親子関係を作ることで、子供は親を信頼して自分の感情を抑えられる性格に変わっていけるのです。
赤ちゃんは自分の行動を親にほめてもらうことで、自信をつけていきます。
一人立ちができたりシール貼りができるようになったり、赤ちゃん自身が自分ができるようになったことがうれしいのです。
新しくできるようになったことをどんどんほめて、「したいこと」の興味を引き出してあげましょう。
食べ物で遊んだり危険なことは、目を見て「どうしていけないのか」をしっかり説明すること。
たたいてしつけをしても悪い感情が育っていくだけで、理性は育ちません。
赤ちゃんは「できの悪い人間」ではなくて「人間の基本の姿」です。
基本をしっかり育てていけば、その後の肉付きも良いものになっていきますよ。
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