赤ちゃんのゲップ。出し方のコツ・吐くときの対処法・嘔吐は病気?
2016/09/16
10ヶ月の間、お腹で大切に育ててきた赤ちゃん。
赤ちゃんのお世話は、母親としてのよろこび楽しさがたくさんありますね。
でも思っていたより大変で、どうしていいかわからずに戸惑うこともいっぱい…。
赤ちゃんの健康は気になることのひとつで、ゲップは普段自分が経験しないので、赤ちゃんのゲップに悩むママも多いのです。
ミルクのあとの赤ちゃんのゲップ。
どうやると上手く出るのか、ミルクを吐くときの対処法をまとめました。
どうして赤ちゃんにゲップをさせるの?
赤ちゃんは、お母さんのお乳やミルクと一緒に空気を飲み込んでしまいます。
胃の中に空気がたまってしまうのですが、赤ちゃんは自分で出すことができません。
胃の中に空気たまったままになると、せっかく飲んだミルクと空気を一緒に吐き出してしまうので、パパ・ママが手助けして胃の中の空気だけを外に出してあげるのです。
のどに空気が詰まったままだと息苦しくなるのと、胃の中に空気がたまったままだとミルクの消化吸収がよくないので、しっかりとゲップさせてあげましょう。
いつまで赤ちゃんにゲップさせてあげるの?
生後3~4ヶ月頃になると、赤ちゃんは空気を飲み込まずにミルクを飲める方法を覚えていきます。
その頃になると、ゲップを手助けしてあげなくてもよくなってきます。
赤ちゃんによってゲップさせてあげる期間はまちまちですが、首が座る生後5~6ヶ月頃ぐらいまではパパ・ママがお手伝いしてあげましょう。
寝返りができるようになると自然に空気が抜けるので、ゲップのお世話をする回数も減ってきます。
赤ちゃんにゲップをさせるコツ
赤ちゃんの胃から口まで空気の通り道を作ってあげると、上手にゲップしてくれるようになります。
新生児のうちは赤ちゃんとママは初心者同士さんなので、ゲップさせるのに苦労するかもしれません。
でも大丈夫。
赤ちゃんによってゲップを出しやすい角度があるので、ゲップが出にくい時は、抱き方や向きを変えてみてください。
赤ちゃんの首と頭を一緒に支えながらママの肩に乗せるようなイメージで、背中を叩いてあげましょう。
少し強めにトントントン、少し間を取ってトントントン、リズミカルに叩いてあげます。
ゲップの手助けは、肌と肌が触れ合うママと赤ちゃんのスキンシップの時間です。
「よしよし。」
「はい。たくさんゲップ出してね。」
「たくさん出たね~。」
などと語りかけて、赤ちゃんの行動を促してあげましょう。
ゲップの途中で赤ちゃんが寝てしまったら
ミルクでお腹がいっぱいになった赤ちゃん。
背中をトントンされると気持ちよくなって、ゲップを出す前に寝てしまうことがあります。
胃から空気が出ていないまま寝かしつけると、寝ながらミルクを吐き出してしまうこともあるので注意しましょう。
シーツや枕が汚れるだけならいいのですが、器官にミルクが詰まると窒息する心配がでてきます。
そうならないように、のどにミルクが詰まらないよう顔と身体を横に向けて、気道を確保できるように寝かせます。
口元付近にの枕やシーツに、タオルやガーゼを置いておくといいですよ。
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ミルクの嘔吐やゲップ。考えられる病気とは?
赤ちゃんの胃は筒状になっています。
大人のような袋状なら入り口がきゅっと締まっているので胃の中のものが出にくいのですが、筒状だとちょっとした身体の動きでも、胃の中のミルクが出てきやすいのです。
ですからミルクをだらだら吐いても、特に心配することはありません。
飲んだミルクが全部出てくることはないし、赤ちゃん検診で順調に体重が増えていれば問題ありません。
だだいつも嘔吐がひどいとか、噴水のように吐き出すような場合は病気の可能性があるので、念のためお医者さんに診てもらいましょう。
ゲップの英語表現: 赤ちゃんミルクの時間:ゲップ、おならは何ていう? 英語表現・フレーズ例文 |
過ごしやすくなってきましたね!子育て、頑張ってね!