【保存版】赤ちゃんの予防接種のスケジュールと持ち物。熱や腫れの副作用はどうする?

      2016/08/20

赤ちゃんの予防接種は、生後2ヶ月~受け始めて6ヶ月までがピークです。

予防接種ごとに接種時期が決まっていますが、初めての赤ちゃんで初心者ママだと何をどうしていけばいいのか悩んでいるのではないでしょうか。

あわてずに対処するために、かかりつけ医の見つけ方、スケジュールの立て方、接種当日の持ち物、予防接種やワクチンの種類などを詳しく説明します。

最初に、信頼できるかかりつけ医を探そう

赤ちゃん 子供 病気

信頼できるかかりつけ医を探すためには、出産前から情報収集するのがベストです。

クリニックや病院によって接種方法の考え方が違ったり、予約の混雑状況などもスムーズな予防接種のために確認しておきたい項目です。

予防接種スケジュールは、ワクチンや接種回数、受けられる月齢など、専門知識が必要なので、かかりつけ医に相談して予定を組みます。

そのためにもまず最初に、信頼できるかかりつけ医を探すことが大事です。

クリニックや病院に直接出向いて相談するか、小児科に電話などで確認して、安心して予防接種が受けられる準備を整えましょう。

予診表を保健所から取り寄せて、予約の前に予診表の内容を確認しておくと安心です。

【かかりつけ医の見つけ方】
●1ヵ月検診時に産院で紹介してもらう
●自治体から送付される病院のリストから選ぶ
●保健所の保健士さんに相談する
●赤ちゃん訪問時の保健士さんに相談する
●近所の小児科医師に、乳児健診で相談する
●知り合いに小児科医師を紹介してもらう

【確認しておきたいこと】
●同時接種が可能かどうかなど、接種方法の考え方
●スケジュールの立て方を相談できるかどうか
●接種するワクチンや副反応が出たときの対応
●予約の状況

 

効率のよい接種は、早めにスケジュールを立てること

同時接種でスムーズに受けられるようスケジュールを組むのを考えて。
ワクチンごとに接種時期が決まっているので、早めに予定を立てましょう。

同時接種が、スムーズな接種スケジュールのポイント

●定期接種も任意接種も、かかると重症になる病気を防ぐものなので、どちらも接種するようにスケジュールを立てる。

●効率よく、短期間で免疫をつけるため、同じ日の同じ時間に同じ病院で複数のワクチンを接種するように、かかりつけ医と相談しておく。

●BCG等の集団接種の場合、予定の自治体のホームページなどで早めに確認して申し込みをする。

●インフルエンザは、流行する前の10月~11月中に受け終わることを目安に接種予定を立てる。

●予防接種のスケジュールを立てたり、予定通り接種ができなかった場合は、かかりつけ医に相談する。

同時接種の考え方

●同時接種によってワクチンの効果が薄れたり、組み合わせによって副反応が強くでることはない。

●同時接種の組み合わせは自由で、1回の接種で数の制限はない。接種のしやすさやスケジュールの都合で、接種内容をかかりつけ医と相談を。

●同時接種できる部位は、両腕と両太もも、経口(口から飲む)ワクチン

 

予防接種の予約・接種日などの流れ・持ち物

スムーズに予防接種を受けるには、予防接種の流れに沿って必要な治療や持ち物を整えておくことが大切です。

  予防接種の予約・接種日などの流れ・持ち物  

スケジュール 予約や接種の段取り
産後できるだけ早く 小児科のかかりつけ医を探す
同時接種ができるかどうか、予約状況などを電話で確認
最初の接種日の2~3日前 予防接種の資料や必要なものを確認
市区町村からの予防接種の案内や、小児科でもらった資料に目を通しでおく
必要な持ち物の準備を始める
接種前日 【赤ちゃんの体調を確認】
●体温を測る
●食欲や機嫌など全身の様子を見る
●発熱や下痢等を起こしていないか確認する
●軽い鼻水や咳などの症状があれば、接種できるかどうかを当日の問診で相談する
  【荷物をまとめる】  
●予診表(自治体から必要なものを取り寄せ)
●接種券(自治体から必要なものを取り寄せ)
●診察券(2度目以降の受診)
●母子健康手帳
●健康保険証
●現金
●筆記具、黒のボールペン
●赤ちゃんの飲み物
●ハンカチ、タオル
●替え用おむつ
●着替え
●汚れ物を入れるビニール袋
●抱っこひも
●小さいおもちゃ、絵本
●小さいおもちゃ、絵本
接種当日 予診表を記入し、脱ぎ着しやすい服に着替える
必要な予診表に、必要事項を記入
脱ぎ着しやすい服装に着替える
接種1時間前までに、授乳を済ませる
体温を測る(37.5度以上ある時は接種できない)
接種後当日 接種後30分は待合室で様子を見る
次回の予約をする
接種後30分以降なら授乳・離乳食OK
当日のお風呂や離乳食はいつも通りに
接種後(当日~数日後) 発熱や赤く腫れるなど副作用が出た場合は、受診して様子を見る

 

予防接種の副反応

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予防接種のワクチンは病原体の毒性を弱めたりなくしていますが、体内に病原体がわずかに入ります。

副反応は、ワクチンで守られる病気の症状が軽く出たり、一時的に体調が悪くなるなど好ましくない反応が出ることです。

副反応は軽い症状のものがほとんどで、特に心配することがありません。

発熱する

不活化ワクチンの場合、接種当日から数日後に発熱する副反応がよく見られます。
生ワクチンの場合、1週間から2週間の潜伏期間のあと、発熱するケースがあります。
小児用肺炎球菌ワクチンは、発熱と一緒に赤くはれるなどの症状になる場合があります。

赤くはれる

接種当日から翌日ぐらいまでに、接種部位が赤くはれたり、痛みやかゆみの症状が出ます。
赤くはれた患部は冷やして、しばらく様子を見ます。

副反応が出た時の受診の目安

予防接種ワクチンの副反応は、接種当日、2~3日後にあらわれますが、一般的に重症になることはありません。
赤ちゃんや子供の様子が次の症状のときは、受診してくださいね。

受診の判断 症   状
診療時間外でも受診 ●39度以上の熱が出て、ぐったりしている
●呼吸が苦しそう
●意識が、もうろうとしている
●吐いた
●静かだったり急に泣き出したりを、10分~30分間隔で繰り返す
●1週間以内に大量の血便が出た
診療時間内に受診 ●38度以上の熱が一日以上続く接種した箇所のはれがひどい
●脇の下や首の後ろがはれた
●じんましんが出た
自宅で様子を見る ●発熱した
●接種部分が赤くはれた
●発疹が出た

 

予防接種やワクチンて何?

働く 保育園 育児 

 

どうして生まれてすぐに予防接種するの?

ワクチンとは、感染症の原因になるウィルスや細菌を精製加工して、病原性を弱めたりなくしたりして、体の中に入れても安全な状態にしたものです。

病気にかかる前にワクチンを接種しておけば感染症にかかる免疫力がつくので、その病気を予防したり、病気にかかっても重症になる心配が少ないのです。

赤ちゃんが2ヶ月から予防接種を受けるのは、免疫性が少ない時期にできるだけ早く免疫力をつけてあげるためです。

1才になるまでに赤ちゃんが受けたい予防接種の数は6~7種類あって、接種回数は15回以上もあります。

免疫力が弱いので予防接種を受けた後、発熱することもあり予定通りに予防接種を受けられないことも多いのです。

予防接種が重なるのは生後2ヶ月~6ヶ月。

2ヶ月になったらすぐに予防接種をスタートさせて、スムーズに赤ちゃんの健康管理ができるようスケジュールを立てていきましょう。

 

不活化ワクチンと生ワクチン:ワクチンの種類

ワクチンには次のものがあり、ワクチンの種類によって次の接種までの日数が違ってきます。

  不活化ワクチン  

病原体を殺して作ったり、病原体の1部を使って製造したワクチンのこと。
生ワクチンと違い、一定期間が過ぎると免疫力が弱まってくるので、複数回の接種が必要。
※次の予防接種までに、中6日以上を空けること。

   生ワクチン   

生きた病原体の病原性を極力弱めて作ったもの。
軽く病気にかかったような状態にすることで、免疫力をつける方法。
接種後に得られる免疫は強く、自然感染に近い効果がある。
※次の予防接種を受けるまでに、中27日以上空けること。

定期接種の種類と接種回数

定期接種は、国が積極的に接種を推奨しているワクチンで、ほとんどの場合、無料で受けられます。

ヒブ(不活化ワクチン)

 接種回数 
接種開始月齢
●2ヶ月~6ヶ月の場合:4週間~8週間の間隔で3回接種
3回目から7ヶ月~13ヶ月後の間に4回目を接種
●7ヶ月~11ヵ月、1才~5才未満の場合:接種タイミングや回数が異なる。

 防げる病気 
ヒブによる細菌性髄膜炎、細菌性肺炎、喉頭蓋炎など

小児用肺炎球菌(不活化ワクチン)

 接種回数 
接種開始月齢
●2ヶ月~6ヶ月の場合:4週間~8週間の間隔で3回接種
3回目から60日以上あけて1才~1才3ヶ月に4回目を接種
●7カ月~11カ月、1才~1才11ヶ月の場合:接種タイミングや回数が異なる。

 防げる病気 
肺炎球菌による細菌性髄膜炎、細菌性肺炎、菌欠症など

四種混合Ⅰ期(不活化ワクチン)

 接種回数 
4回接種
3ヶ月~1才までに3週間~8週間の間隔で3回接種
3回目から1年~1年間後に4回目を接種(6ヶ月後から接種可能)

 防げる病気 
ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ(小児まひ)

BCG(生ワクチン)

 接種回数 
1回。5ヶ月~8ヶ月未満の接種がオススメ。

 防げる病気 
結核

MRⅠ期(生ワクチン)

 接種回数 
1回。1才~2才未満に接種

 防げる病気 
麻疹、風疹

水痘(生ワクチン)

 接種回数 
●1才以降に2回接種
1才~1才3ヶ月までに1回目を接種
2回目は6ヶ月~1年空けて接種
●保育園に入園するなど集団生活に入る場合は、1回目の接種から最短の3ヶ月で2回目の接種がオススメ。

 防げる病気 
水ぼうそう

日本脳炎Ⅰ期(不活化ワクチン)

 接種回数 
●3回接種。3才で2回接種
4才で3回目を接種。
●6ヶ月から接種は可能なので、流行地域に居住の場合は早めの接種を検討。

 防げる病気 
日本脳炎

任意接種の種類と接種回数

国は積極的に接種を推奨していないワクチン。有料のものが多いものの、必要性は定期接種と同じなので受けておくのが良い。公費助成がある場合も。

B型肝炎(不活化ワクチン)

 接種回数
3回接種。生後2ヶ月以降が標準的
2回目は4週間の間隔で接種
3回目は1回目から20週間~24週間後に接種

 防げる病気 
B型肝炎

ロタウィルス(生ワクチン)

ワクチンは2種類あり、それぞれ接種回数が異なる。どちらも予防効果は同じと考えてられている。

 接種回数 

●ロタリックス
2回接種。6週~24週未満に、4週間以上の間隔で2回接種
●ロタテック
3回接種。6週~32週未満に、4週間以上の間隔で3回接種

※どちらも1回目はできるだけ早く接種し、遅くても14週6日までに接種することが推奨されている。

 防げる病気 
ロタウィルス胃腸炎

インフルエンザ(不活化ワクチン)

 接種回数 
毎年2回接種
6ヶ月以降、2週間~4週間の間隔で2回接種

 防げる病気
インフルエンザ

おたふくかぜ(生ワクチン)

 接種回数 
1歳以降に基本は1回接種(2回接種がベター)
2回目の接種は就学前に、MRのⅡ期と一緒に接種するのが良いおすすめ

 防げる病気 
おたふくかぜ

 

こままご
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